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ポリエチレンの歴史
 当社のPRを兼ね、ポリエチレンの歴史を少々お話をさせて頂きますので、宜しくお願い致します。

 当社硅昭和27年に創業し、主にポリエチレンの袋、ビニール袋等々を扱い、包装用資材、材料等の販売、又、プラスチック包装材料の企画、デザインから最終製品まで、一貫して行っております。ところで一般の方々の多くは、ポリエチレンの袋をビニール袋と呼んでいますが、昔からあるビニール袋は、夏は柔らかく、冬は硬くなるプラスチックです。そしてポリエチレンは、最も普及し親しまれている、我々の日常生活にかかすことの出来ない商品になっています。例として、スーパー買物袋(レジ袋)・ポリバケツ・アイスクリーム等の容器、コンビーター部品、自動車の部品、シャンプー等の容器等です。このポリエチレンには重合方式の相違、更にこの相違より生まれるポリマーの性質の特徴で、高圧ポリエチレンは透明性の袋、又ポリバケツの原料でもあります。中低圧ポリエチレンに於いては、スーパー等のレジ袋等の原料に多く使われています。我が国には15の石油化学コンビナートがあり、ここから供給されるナフサ(組成ガソリン)から石油製品が作れています。平成元年度には、5兆円の石油化学製品が作られ、プラスチックは1兆4千億円、この内ポリエチレンは、最も大量に製造されているプラスチックで、工場、商店、家庭、オフィスの隅々まで使われて.います。さて、高圧法ポリエチレンの歴史を見ますと、1930年代イギリスにて発明された中低圧ポリエチレンは、1950年代アメリカ及びドイツで合成されたものです。
 1933年3月、イギリスのICI社の研究室で合成染料中間体としての「フェニルエチルケトン」の高圧合成を試みていた所、目的とする物質が得られず、代わりに加圧反応器の中に、白色の粉末の生成が発見されました。これを元素分析したところ「炭素と水素」のみからなる新しい物質であることを発見しました。これが現在の高圧法ポリエチレンの始まりです。1934年、ICI社はこの発明を世界に公表しました。ところが殆ど同時期に発表された「ナイロン・ポリスチレン」樹脂の方に注目が集まリ、ポリエチレンの発明はあまリ注意を引かなかったそうです。ICI社は、1937年特許の申請を行っており、当時と致しましては、エチレンガスを1000気圧以上の高圧で、連続的に圧縮し重合させることには、著しい技術的困難があり、エチレンの分解の過程で再三爆発事故があったそうです。こうした困難と並行して、高圧装置の設計技術も着実に進歩してきました。この頃ICI社は、ポリエチレンに優れた高周波絶緑性を持っていることを突き止め実用テストを行っております。ICI,社でポリエチレンの工業的プラントの稼働が、1939年9月、ドイツ軍がポーランド侵入の日に初めて稼働したといわれ、当時生産されたポリエチレンは軍需用に投入され、レーダーの生産に使用されたとの事です。
 こうしてポリエチレンは、特殊性の高周波絶緑性を発揮し、レーダーの生産が行われ、第二次世界大戦での連合軍の勝利に決定的な役割リを果たしたといわれています。一方我が日本では、第二次世界大戦中、捕獲兵器からレーダーの存在及び、ポリエチレンが使用されている事は知らなかったそうです。その後、2,3の大学及び化学会社で研究が始められましたが、工業的製造技術を確立するに至らず、約10年間の空白がありました。1955年代に入り、石油化学工業の台頭と共に外国メーカーとの技術提携が行われ、1958年-1959年にポリエチレンの生産を始めておリます。そして、各化学会社の石油化学への転換が進み、高圧法ポリエチレンは、各石油コンビナートの中核的な存在を占める元となりました。戦後、高圧ポリエチレンの生産が世界的に増大した理由に上げられるのが、既存のプラスチックの中で、最も優れた汎用性を持っていたからに他ありません。一方では高周波絶緑性という、極めて特殊な性質を持ち、併せてそれによリ特殊用途の開発が進んだからと言われております。尚、他方においては、入間の日常生活に密着した最も普遍的な商品として、適した性質を所有している事から、汎用樹脂の分野に驚くべき発展を遂げて参りました。
 1980年に入り「第3のポリエチレン」と称された省エネルギー製法により重合されて出来た樹脂があります。それが「リニアー・ローデンシティ・ポリエチレン」であリまして、低圧法製法で「30気圧-100気圧」の重合で完成された樹脂です。樹脂の特性は、フィルムの透明性が良く、引き裂き強度が強く、ヒートシール性に優れた樹脂という事です。例として、当社の大型パレットカバーは、この樹脂で生産された旭化成(株)リニアローデンのポリエチレンの原料を使用し「大型パレットカバー」を製造いたしました。

 
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